本県においては、これまで大地震に備え木造住宅の耐震化を図るため、木造住宅の耐震性を診断する岩手県木造住宅耐震診断士並びに診断結果に基づき耐震改修を行う技術者や事業者の育成を目的とし、標記講習会を実施してまいりました。令和6年1月1日に発生した能登半島地震では約9割が建物倒壊が原因で多くの命が失われています。そして、その多くが旧耐震の建物と言われており、木造住宅耐震化の必要性を感じているところです。
また、岩手県では住宅の耐震化進めるため「木造住宅総合耐震支援事業」として補助制度を設けており、この事業に基づく木造住宅の耐震診断を行う場合は「岩手県木造住宅耐震診断士」の資格が必要となっております。
本講習会は、受講後「岩手県木造住宅耐震診断士」及び「いわて木造住宅耐震改修事業者」の登録ができる内容となっております。なお、県に「いわて木造住宅耐震改修事業者」として登録いただいた場合は、耐震改修事業者として、県のホームページや市町村、関係団体の窓口等で耐震改修工事を行おうとする県民の方に対して情報提供されることとなります。つきましては、標記講習会を下記の通り開催することとなりましたので、受講されますようご案内申し上げます。
※この講習は、建築物の耐震改修の促進に関する法律に規定する国土交通大臣登録耐震診断資格者講習ではありませんので、ご了承ください。
詳しい講習内容・申し込み方法はこちらをご覧ください ⇒ ご案内・申込書pdf.
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